MusixTeXとPMXのインストール
インストールについて
ここでも他サイトを参考にさせてもらいました。参考にさせて頂いたサイトは以下の通りです。
●MusiXTeX入門
- (Kitamura
Kota's Homepage)
●MusiXTeX
- (M.A.B. Home Page in Japanese)
●MusiXTeXのインストール
- (くうくのねぐら)
●その他(MusiXTeX)
- (nmatunaga's HP)
●Windows
XP 環境への MusiXTeX のインストール - (弾き語りデータベース)
MusixTeXのインストール
TeXの楽譜作成用マクロのMusixTexをインストールします。
●必要なファイルをそろえる
|・musixtex-t112.zip(MusixTex本体)をダウンロード(2004/10/21現在最新)
↓・musixexa.zip(MusixTeXを使った楽譜サンプル)をダウンロード(2004/10/21現在最新)
●解凍してインストール開始
|・解凍したファイルを所定の位置に配置(§1へ)
↓→角藤版TeXをインストールしていれば、ココでインストール完了して良いらしいです。
●mktexlsrを実行して、ファイルの追加を記録してインストール完了
|・・・ちなみに、私は角藤版TeXをインストールしているのですが、私が最初に参照したコチラでのインストール手順には
↓「角藤版であれば〜」と言うくだりが無かったため、mktexlsrを実行しました(してしまいましたと言うのか?)
●動作テスト
ここで動作テストがうまく行けばインストール成功です。
§1解凍したファイルを所定の位置に配置について
・・・さて、この所定の位置に配置なのですが、インストーラが無いので手動で配置・インストール作業をします。
この手のソフトをインストールしたことない方は、インストールを紹介しているサイトでのディレクトリの表記が
いささか分かりずらいのでないかと思います。(例えば"$TEXMF/tex/generic/musixtex/"ってどこよ?みたいに)
と言うことで、ココではインストールするディレクトリを他サイトでの表記も踏まえて表にまとめてみました。
musixtex-t112.zipを解凍するとdoc, tex, mf, tfm, systemsのディレクトリができますので、
以下を参考にファイルを移動します。ちなみに移動先のmusixtexのディレクトリは作ってください。
※以下の表はデフォルトの状態でインストールした場合なので、フォルダ名を変えたりした方は注意してください。
移動元 |
移動先(省略されたディレクトリ表記) |
移動先(フルパス) |
tex/ |
$TEXMF/tex/generic/musixtex/ |
C:/usr/local/share/texmf/tex/generic/musixtex/ |
mf/ |
$TEXMF/fonts/source/musixtex/ |
C:/usr/local/share/texmf/fonts/source/musixtex/ |
tfm/ |
$TEXMF/fonts/tfm/musixtex/ |
C:/usr/local/share/texmf/fonts/tfm/musixtex/ |
doc/ |
$TEXMF/doc/musixtex/ |
C:/usr/local/share/texmf/doc/ |
systems/dos/musixflx.exe |
|
C:/usr/local/bin/ |
ご覧になって気付いたかも知れませんが、省略されたディレクトリ表記"$TEXMF"は
"C:/usr/local/share/texmf"を表しています。
この表記の仕方は他のソフトを手動でインストールする際にも参考になりますので、覚えておくと便利かもしれません。
PMXのインストール
最後にPMX(Preprocessor for MusiXTeX)のインストールです。
実はこのソフトが無くても楽譜を書く事はできるのですが、あれば楽譜の打ち込みが格段に楽になります。
●必要ファイルをそろえる
↓・pmx250.zipをダウンロード(安定版としては2004/10/21現在最新)
●解凍して手動インストール
| ・解凍したファイルを所定の位置に配置(§2へ)
↓→MusixTeXと同じく、角藤版TeXをインストールしていれば、ココでインストール完了して良いらしいです。
●mktexlsrを実行して、ファイルの追加を記録してインストール完了
●動作テスト
ここで動作テストがうまく行けばインストール成功です。
§2解凍したファイルを所定の位置に配置
MusixTeXと同じくこれも手動でインストールです。
移動元 |
移動先(フルパス) |
bin/pmxab.exe |
C:/usr/local/bin/ (あるいはC:/tool/) |
bin/scor2prt.exe |
C:/usr/local/bin/ (あるいは C:/tool/) |
tex/pmx.tex |
C:/usr/local/share/texmf/tex/musixtex/misc/ |
※フォルダは無ければ作る
※表の中に「あるいは」と書いたのは、「C:/tool/でも構わないが、パスを通す必要がありますよ」という事です。
私が参考にさせて頂いたサイトでは、C:/tool/にパスを通してそちらに移す方がメジャーでしたが、環境変数をいじる
のが面倒な方はあらかじめ C:/usr/local/bin/ にパスを通す設定をしているので、それで構わないと思います。
これでTeX、MusixTeX、PMXを使って楽譜を書く準備が整いました。お疲れ様です。
実際の楽譜の書き方については私自身もまだまだ検討中なので、奮闘記として試行錯誤の過程と
出来上がったものを公開したいと思います。
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